1952-06-16 第13回国会 衆議院 文部委員会 第34号
それから国の負担金につきましても、原案では二分の一になつておりましたが、私どもは無償促進費は、もちろん読んで字のごとくこれは全額でございますが、その他のものにつきましても、五分の四だけの負担をしようというわけでございます。その他教職員の給与費の問題、そういう点につきましても、科学的に検討した根拠に基きまして、それぞれ相当大幅な修正を試みたわけでございます。
それから国の負担金につきましても、原案では二分の一になつておりましたが、私どもは無償促進費は、もちろん読んで字のごとくこれは全額でございますが、その他のものにつきましても、五分の四だけの負担をしようというわけでございます。その他教職員の給与費の問題、そういう点につきましても、科学的に検討した根拠に基きまして、それぞれ相当大幅な修正を試みたわけでございます。
当然この義務教育の無償促進費というものがこの法案の中に画然と含まれなければならないと私は思うのでありまして、この問題もひとつ私は提案者にお聞したいと思ひます。
実際に二十五年度の教科書の実際の費用を考えましても、これは二百円をオーバーしているし、今日物価の値上りによつてそれよりも更に二割の値上げがされなければならないということがわかつておるにかかわらず、百五十二円というようなこれは常識的に考えられないような値段を出して行く、こういうようなことは恐らく私は良心的にこの百五十二円というものをきめたのではなくて、一億三千万円という一つの無償促進費の総額を出して行
義務教育の促進費の問題でありますが、無償促進費、文部省は義務教育の無償促進費といたしまして一億三千万円を計上したのでございまするが、この内容について非常に単価が低廉に見積られているのでありますが、これで以て完全な義務教育無償が促進されると考えられるかどうか、こういう点について先ずお尋ねしたいと思います。